ホットメルトとは

ホットメルトは環境にやさしい接着剤。

ホットメルトは接着剤

ホットメルトとは、ひとことで言えば「接着剤」です。実は正式名称は「ホットメルト接着剤」なんです。 熱を与えて溶かして使用することから、熱=「hot」+溶ける=「melt」で「ホットメルト」です。「ホットボンド」なんていう呼び方もあるらしいです。 ボンドとは英語で結合、束縛という意味なんですが、日本では化学結合という意味もありますが、接着剤そのものをボンドと呼んだりしますよね。これは実は商品名なんです。 みなさんお馴染みの木工用ボンド(黄色い容器のアレ)はコニシ株式会社が発売している接着剤で、1953年に「ボンド」を商標登録しています。 なので、日本ではボンドという言葉を使用するのは、実は注意が必要なんですよ。ちなみに、黄色いあのボトルの形状は立体商標登録もされてるそうです。 うん、ぬかりないですね!

ホットメルトの種類

ホットメルトには主に3つの種類があります。①棒(スティック)状のタイプ。②ペレット(粒)状のタイプ。③シート状のタイプ。 用途によって、これら3つの種類から使い分けられます。どのタイプも、それぞれに適した工具を利用することで熱融解して接着剤として使用されます。 ①棒(スティック)状のタイプのホットメルトは、グルーガンと呼ばれる工具を利用して接着をします。グルーガンについては次ページで詳しく紹介しますので、 そちらをご覧ください。②ペレット(粒)状のタイプは、大量の接着剤は必要な時に、ペレットをまとめて溶かしてアプリケーターと呼ばれるポンプから接着面へ塗布して 使用します。③シート状のタイプは、アイロンなどを利用して使用します。ズボンやスカートの裾上げテープなどが、このシート状ホットメルトに該当します。

ホットメルトは不燃性

ホットメルト接着剤は引火の恐れがある有機溶剤は全く使用されていません。そう、つまり不燃性なんです! 先に説明した通り、熱を加えて溶かして使用する接着剤ですが、不燃性なので引火する心配がないのです。 環境にやさしく、毒性もないことから、食品用パッケージの接着にもよく利用されます。 その一方で、熱を加えている間は、常に気化している状態が続くので、使用する際には必ず換気が必要です。 換気をしない状況でホットメルトを使用し続けると、呼吸器系の臓器に悪い影響を及ぼす危険性がありますので、注意しなければなりません。 また、当然ながら、熱で溶けて冷めると固まるので、高温の作業場はグルーガンの使用には不向きです。